サバイブ失敗:部署を異動しました

更新が1年以上も滞ってしまった。
その間、人生の一大決心をしてしまった。
部署を異動してしまった(それも自らの意思で)。新卒から今までがんばってきた営業をついに降りてしまった。

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復職して3年半。ついに限界を迎えた。

ちょっと一般的な話をするけど、仕事って、部署の在籍期間が長くなればなるほど忙しくなりません?
経験積んで等級が上がる分、求められるものも大きくなり、任せられる仕事量も増える。

私も例に漏れず、復職してから年を追うごとに、じわじわと仕事量が増えていきました。
復職直後は名実共に時短勤務が実現できていたものが、だんだん時短幅が短くなり、フルタイム水準までいき、最後は残業しないとさばけない状態になっていました。

そして、一言で「残業」と言っても、何時間レベルの残業なのかで、話が変わるよね。

残業月60時間が我が家の限界ライン

結論からいうと、私の場合は月60時間までいったところで限界を迎えました。

(ちなみにこれは、祖父母無しの共働き夫婦2人だけで未就学児2人の子育てと家事を回すという前提条件の下、我が家が大切にする価値観を守るための最大値です)

我が家の場合、繰り返しますが祖父母がいないので、夫婦2人だけで家事育児を回す必要があります。

従い、私の働く時間の上限値 = 家事育児を担うもう1人の大人である夫の許容値、となります。

私が平日残業をしたら、代わりに夫が仕事を切り上げて子供のお迎え&夕飯&風呂&寝かしつけをすることになります(そして翌日まで疲れを持ち越します)。
私が休日残業をしたら、代わりに夫が子供と遊ぶ(疲れる)ことになります。

夫にだって築きたいキャリアがあるし、やりたい趣味だってあるわけで。
人(夫)のそれらを犠牲にさせてまで自分の仕事を優先させることはしたくない。

だから、私にとっては、夫の許容値が、私の残業の上限値となりました。

これが、月60時間でした。
この水準まで行くと、夫の心の余裕がなくなり、家全体が怒りっぽくなり、行政や保育園の手続き関係の取りこぼしが発生するようになりました。

これはダメだ。60時間はアウトだった。

でも仕事は残業月60時間だと全然まわらない

夫の許容値は月60時間なんだけど、仕事はそれだと全然回らない。

職場はこの現代において逆に稀なんじゃないかと思うほど専業主婦の奥さんをもつ男性が圧倒的マジョリティでした。
仕事に何もかもを合わせられる彼らはめちゃくちゃ働きます。

そんな戦士たる彼らが何十年かけて築き上げた「これくらいの等級だったらこれくらいの業務(難易度&量)はこなさいとね」という暗黙の基準値は、専業主婦である奥様への家事育児の完全外注によって達成できるのであって、我が家のような祖父母不在の共働き家庭にとってはもはや無理ゲーである。

単純に、さばききれない。
消化するTODO以上に、新規のTODOが積みあがっていく。
青天井のごとくTODOが積みあがってゆき、常に誰かに何かを催促されるようになり、焦り、集中力が下がり、効率が下がる。

遂には何も考えらなくなり、パソコンの前で手が動かなくなった。

キャパオーバーだった。

部署異動を決意

続きは、また今度、時間を見つけたときに記録します・・・!><

コラム:短時間でも集中して倍のアウトプット?

巷で女性の子育てとの両立ハウツーとしてしばしば「短時間でも集中して倍のアウトプットを出す!」などど紹介されてますが、私は問いたい。

仕事のアウトプット量(質も)って、時間に比例するよね?

だってさ、インプットの時間確保できた方がたくさんアウトプットできるよね?資料ひとつ作るにも時間かかるよね???

地頭や基礎学力が周りより抜きんでて優秀だったら短時間でも戦える気もするけど、同僚はどっちをとっても自分よりも優秀。

仕事内容と自分の適性との相性が良ければ、これも戦える気がするけど、残念ながら相性はむしろ悪かった。仕事との相性が悪いのだからせめて時間を人一倍かけて挽回する必要があったのに、時間でもハンディキャップを背負っている。

もはや挽回できる道がみつけられない。

ここでこの先サバイブし続ける自分が想像できない。


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みけ
世間では激務と目される会社で、営業職時短勤務×祖父母不在×未就学児2人の共働きで毎日をサバイブする30代女性。 「24時間タタカエマスカ?」→「タタカエマセン!!」 仕事、趣味、家族との時間、全部ほしくて、いつも気持ちがゆらゆらしてる。そんなリアルな気持ちを綴ったり、家事代行をはじめとする私なりの処世術もご紹介します。 ブログ初心者なので書式などが上手く設定できず苦戦してますが、ちょっとずつ上手になるので、温かく見守ってもらえると嬉しいです。